• Chime

    Chime
    Mori

     今回の課題は、札幌らしい『曲』ではなく『サウンドロゴ』を製作する、ということだったので、まずはいろんな企業や、授業で紹介していた札幌国際芸術祭のコンペに出されていた作品を聴いて全体の構成を考え始めた。
    札幌らしさとはなんだろうと考えた際、駅で足早に歩く人々、穏やかではつらつとした自然、時計台の鐘の音が連想されたため、それらの音が今回のサウンドロゴの中核をなす要素となっている。
    札幌市の過去と現在を繋ぎ、これからの未来を想像・創造していくというのをコンセプトに、時計台の鐘の音を加工した音や逆再生した音を用いた。最後のピアノのメロディは規則的に整備された札幌の街並みや様々な表情を見せて移ろう季節、その中でもとりわけ存在感を放つ冬に降り積もる雪をイメージし、聴いた人に澄き通っていて純な印象を与えるように心がけた。

    使用音源についてはピアノがGarageband、他は私が実際に録音しに行ったり、元々録ってあったものである。

    Comments

    引き込まれるような逆再生音の使い方が良いと思います。

    - 2020.08.16 20:33